ヤマハ、ピアニカを30年ぶりにモデルチェンジ
ヤマハは、30年ぶりにモデルチェンジしたピアニカの新製品を10月1日に発売すると発表した。本体のデザイン、演奏用パイプ、ケースを改良し、より子どもたちに親しみやすくなっているという。
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ヤマハは、1961年から鍵盤ハーモニカ「ピアニカ」を製造・販売しており、小学1・2年生の教材楽器として採用されてきた。今回のモデルチェンジでは、指導者や児童、保護者の声を取り入れ、演奏のしやすさ、衛生面、持ちやすさを考慮したという。
改良点は、子どもの手にフィットするよう本体を丸みおびた形状にデザインしたところ。また、音質は損なわずに50グラムの軽量化にも成功したという。演奏用パイプは、卓奏・立奏どちらにも使用できるものを新たに開発。演奏停止時にパイプを挟むクリップも用意されており、吸込み口が机などに付着することを避けることができるため、衛生面でも優れているという。
ケースも子どもの持ちやすい形状に改良し、ケースの背面と横面に名前シールを貼れるよう新たにスペースが設けられた。学校のロッカーなどで、自分のピアニカを簡単に見つけることができるよう配慮したようだ。
発売は10月1日、ブルーとピンクの2色が用意されており、初年度販売予定数は450,000台となっている。
《湯浅大資》
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