国際科学オリンピックのメダル獲得数ランキング、日本は数学で3位
科学技術・学術政策研究所は8月8日、日本の科学技術活動を客観的・定量的データに基づいて体系的に分析した「科学技術指標2014」を公表した。国際科学オリンピックのメダル獲得数をみると、中国や韓国をはじめとした東アジア地域の活躍が目立っている。
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「科学技術指標」は、科学技術活動を「研究開発費」「研究開発人材」「高等教育」「研究開発のアウトプット」「科学技術とイノベーション」の5つのカテゴリーに分類し、約150の指標で日本や各国の状況を表している。
国際科学オリンピックのメダル獲得数ランキングは、数学、物理、化学、生物学、情報の各オリンピックで各国が獲得した金メダルの数によって順位付けしている。金メダルの獲得数が同じ場合、最初に銀メダル、次に銅メダルの数で順位を決定した。
2014年の数学では、1位「中国」、2位「米国」、3位「日本」。2013年の物理では、1位「中国」、2位「韓国」、3位「ロシア」で、日本は24位。2013年の化学では、1位「ウクライナ」、2位「シンガポール」「韓国」「台湾」で、日本は57位。2013年の情報では、1位「中国」、2位「ロシア」、3位「ルーマニア」「スロバキア」で、日本は11位。生物学は、1位「シンガポール」「米国」、3位「ドイツ」で、日本は9位だった。
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