夏休みの自由研究、時間をかけずに手早く済ませる傾向
小学生の夏休みの自由研究について、半数以上の子どもがインターネットや本を使って調べた情報を参考にテーマを決めており、理科系・社会系とも室内で行うものが人気であることが、Benesse教育情報サイトの調査結果より明らかになった。
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小学生の保護者を対象にアンケートを実施し、1,349名の回答を得た。アンケート実施期間は2013年9月4日~9月10日。
自由研究・工作のテーマは何を参考に決めたか質問したところ、もっとも多いのが「インターネットを使って調べた情報」27.3%、ついで「本の情報」25.8%、「友達や知人に教えてもらった情報」7.8%、「新聞の情報」2.5%、「塾で教えてもらった情報」1.2%、「その他」35.3%となった。インターネットや本を参考にしている割合は54.7%に上る。
自由研究で選択したテーマを分類すると、もっとも多いのが「理科・実験(室内)」30.4%、ついで「社会・調べもの(室内)」13.7%、「理科・観察(室内)」9.9%などで、室内で行うものが半数以上を占める。
具体的なテーマについて、理科は「硬貨をきれいにする実験」「色混ぜ実験」「家庭にあるものを顕微鏡で観察」など、材料がそろえば家の中で簡単に取り組めるもの、社会は「世界遺産の調査」「お金の歴史」「都道府県の比較」など、インターネットや本で容易に調べられるものがあげられた。あまり時間をかけずに手早く済ませる傾向にあるようだ。
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