東北大3位、東大4位…特許資産ランキング2014
特許分析ソフトウェアや技術力評価指標の開発・販売などを手掛けるパテント・リザルトは、「大学・研究機関 特許資産規模ランキング2014」を8月18日に発表した。ランキングでは前年に引き続き、東北大学と東京大学がトップ5に入った。
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同調査は、2014年3月末時点で有効特許を1件以上保有している大学・研究機関が対象。個別特許ごとに注目度を評価して指数化する「パテントスコア」を算出し、特許資産を質と量の両面から評価している。
ランキングでは、1位が産業技術総合研究所、2位が科学技術振興機構、3位が東北大学、4位が東京大学、5位が物質・材料研究機構で、上位5機関は前年度と同じ結果になった。
大学のトップだった東北大学は、太陽電池や半導体、ディスプレイなどの製造過程で活用が見込まれるプラズマ処理装置関連技術の注目度が上昇しているという。
前年の12位から8位にランクアップした大阪大学は、発光ダイオード、半導体レーザーなどの活用が見込まれる「GaN結晶」など電子部品の材料関連技術や遺伝子関連技術で注目された。
そのほか、理化学研究所は前年の13位から9位に、東京工業大学は同9位から10位に、名古屋大学は同10位から11位に、京都大学は同15位から13位、九州大学は前年同様14位だった。
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