ベネッセとラックが合弁会社設立…セキュリティレベル向上へ
ベネッセホールディングスは9月10日、ラックとの合弁会社設立に関して基本合意に至ったと発表した。世界でも有数のセキュリティレベルの保守・運用体制を構築することを目指す。出資比率はベネッセ7割、ラック3割を予定している。
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業務委託先元社員が顧客情報を不正に取得し、名簿事業者へ売却していた事件を受けて、同社は情報セキュリティ専門会社であるラックによる監視を実施し、早急にデータベースの安全確保のための緊急対策を実施してきた。
ベネッセホールディングスとラックは、今後、世界でも有数のセキュリティレベルの保守・運用体制を構築することを目指し、ベネッセグループのシステム運用・保守およびデータ運用を行うことを目的に、合弁会社を設立することで合意した。
新会社の設立に伴い、これまで保守・運用を担当してきたシンフォームについては、新合弁会社に必要とされる資産や人材などの統合を図るという。
なお、合弁会社の名称や本社所在地、代表者、資本金、設立年月日については、今後協議して決定する。10月末に合弁契約を締結し、平成27年4月に合弁会社によるサービス開始を予定している。
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