10代のパソコン離れが急加速、PCからのネット接続が2/3に減少

 10代のパソコン離れが急加速しており、パソコンからのネット接続時間が2013年9月度調査の1日あたり143.9分から2014年8月度調査では79.5分にまで落ち込み、今回の9月度調査でも88.2分と1時間近く減っていることが、ジャストシステムの調査結果より明らかになった。

デジタル生活 その他
主要メディアの年代別平均接触時間
主要メディアの年代別平均接触時間 全 4 枚 拡大写真
 10代のパソコン離れが急加速しており、パソコンからのネット接続時間が2013年9月度調査の1日あたり143.9分から2014年8月度調査では79.5分にまで落ち込み、今回の9月度調査でも88.2分と前年に比べ2/3程に減少していることが、ジャストシステムの調査結果より明らかになった。

 同社は、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2014年9月度)」を実施した。

 10代のパソコンからのインターネット接続時間は、1年前の2013年9月度調査では1日あたり143.9分だったところ、2014年8月度調査では79.5分に減少し、今回の9月度調査でも88.2分となった。男女別にみると、男性は93.9分、女性は82.9分だった。

 10代では、パソコンよりもスマートフォンからのインターネット接続時間の方が長い傾向にあり、「パソコン」82.9分に対し、「スマートフォン」は132.9分であった。男女別にみると、男性は「パソコン」93.9分、「スマートフォン」98.6分と大きな差はないが、女性は「パソコン」82.9分、「スマートフォン」132.9分とスマートフォンの方が50分長い。

 身につけることで臨場感のある映像を撮影できる「ウェアラブルカメラ」の認知度は62.6%で、前回調査(2013年5月度)の51.4%と比べて11.2ポイント増加した。このうち、「現在使用している」2.6%、「現在使用はしていないが購入を検討している」4.6%、「現在使用はしていないが興味はある」20.5%、「あまり興味はないが聞いたことはある」34.9%だった。

《工藤めぐみ》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集