東京都「乳幼児の事故防止ガイド」公開…8割の親がヒヤリを経験
東京都は10月20日、乳幼児の転落・転倒に関するアンケート「ヒヤリ・ハット調査」の結果と、転落・転倒防止のポイントをまとめた「事故防止ガイド」をホームページに公開。8割以上の保護者は、子どもが転落・転倒したり、しそうになったりした経験があることがわかった。
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「ヒヤリ・ハット」とは、怪我はしないが転落・転倒しそうになった事例のこと。東京都では、日常生活に埋もれてしまいがちな危害危険情報を積極的に掘り起こそうと、 乳幼児の転落・転倒事故をテーマにアンケート調査を行った。調査対象は、都内在住で0~6歳の未就学児をもつ20歳以上の男女3,000人。調査時期は、平成26年1月30日~2月12日。
調査によると、「子どもが乳幼児の時に転落・転倒した、しそうになった経験がある」と回答した保護者は84%。経験数は、危害(転落・転倒により怪我をした事例)と「ヒヤリ・ハット」を合わせて2万195件となった。
「転落・転倒した、しそうになった製品等」では、「ソファ」(41.6%)と「(乳幼児用でない)椅子」(41.4%)がもっとも多く、ついで「フローリング」(32.6%)、「乳幼児用ハイチェア」(31.0%)、「浴槽」(29%)と続いた。 「転落・転倒した、しそうになった年齢(複数の場合はもっとも危険な経験をした年齢)」では、行動範囲が広がり好奇心が向上し始める「1歳」(32.8%)と「2歳」(26.8%)で全体の約6割を占めた。
転落・転倒の事例としては、「パソコンを見ようと椅子の上に立ち上がり転倒」「親が自転車から離れた際にバランスを崩して自転車ごと転倒」など。1~2歳では椅子やソファからの転落・転倒、3歳では自転車の幼児用座席によるものが目立つ。また、浴槽では「足を滑らせて溺れかけた」、ベランダでは「室外機に上って飛び跳ねていた」など、命に関わる大事故につながりかねない事例があった。
東京都では、同調査の結果をふまえてポイントをまとめた「事故防止ガイド」を作成。家の内外や状況に応じた具体的事例、年齢別の事故防止のポイントなどを、イラストやマンガでわかりやすく紹介している。今後、都内の消費生活相談窓口、保健所、保育所、幼稚園、病院等に配布し、啓発に取り組むとともに、事業者団体等へ調査結果を情報提供するという。
なお、今回のガイドとともに、これまで東京都が発刊した「乳幼児に関する事故防止ガイド」も、ホームページで見ることができる。
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