【高校受験2015】埼玉県の進路希望状況…倍率トップは「市立川越」3.59倍

 埼玉県は10月31日、平成27(2015)年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況について、10月1日現在の調査結果を公表した。もっとも高い倍率となったのは川越市立川越高校(普通科)の3.59倍、さいたま市立浦和は2.93倍と前年同時期の3.13倍を下回った。

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 埼玉県は10月31日、平成27(2015)年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況について、10月1日現在の調査結果を公表した。もっとも高い倍率となったのは川越市立川越高校(普通科)の3.59倍、さいたま市立浦和は2.93倍と前年同時期の3.13倍を下回った。

 平成27年3月の卒業予定者数は6万6,030人で、前年より175人減少した。調査対象校数は484校で、前年より公立中学校が1校減少、私立中学校が1校増加した。

 高校等進学希望者は6万3,696人(96.5%、前年同期比0.7pt増)、進学希望校未定者を合わせた高校等進学希望者総数の割合は98.7%(前年同率)となった。

 全日制高校への進学希望者は6万1,411人で、前年より228人増加した。割合は93.0%で、前年より0.6ポイント上昇した。希望者の内訳は、県内公立高校が4万9,999人(75.7%)、県内私立高校が7,939人(12.0%)、県内国立高校が200人(0.3%)、県外の高校が3,273人(5.0%)。

 募集人員に対する進学希望者の割合(倍率)は全日制課程全体で1.27倍。学科別にみると、普通科が1.36倍、専門学科が0.99倍、総合学科が1.17倍。特に倍率が高いのは、「川越市立川越」(普通科)3.59倍、「さいたま市立浦和」(普通科)2.93倍、「さいたま市立大宮西」(普通科)2.58倍、「川越総合技術」(食物調理科)2.53倍など。

 このほか、県内国・私立高校希望状況や県外高校進学希望状況なども掲載されている。

《工藤めぐみ》

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