受験勉強と糖分、バナナに含まれる多様な糖分でエネルギーを長時間持続
受験期まで残り約1か月半となり、受験勉強も終盤を迎えている。生活リズムや栄養バランス、風邪やインフルエンザ予防、ストレス発散など、さまざまな面で注意が必要だが、ブドウ糖の摂取は脳の直接的エネルギーになるため、勉強に効果的だと言われている。
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
ブドウ糖の摂取方法はさまざまだが、中でもバナナには即効性のあるブドウ糖や果糖のほか、ショ糖、オリゴ糖、食物繊維、デンプンなどといった比較的消化しにくい糖分も含まれている。糖分が順番に吸収されることから、エネルギーが長時間持続し、食べてから長時間勉強を行う際に適しているという。
特に朝食は、睡眠中に消費されたブドウ糖を補給し、体温や血糖値を上昇させる働きがあることから、1日を始めるための大切な食事とされており、朝食を食べているかどうかがテストの成績にも影響するという調査結果も発表されている。
受験日が近づくにつれ、夜間の勉強時間も増えていくだろう。夜8時以降の夕食、高カロリーで栄養価の低い間食・夜食は、成長期の肥満の原因にもなると懸念されている。その一方で、栄養価が高い割には低カロリーで、即効性のあるバナナは受験生の夜食にもよいという。
また、バナナには神経を落ち着かせる働きがあると言われる神経伝達物質「セロトニン」も含まれており、試験当日の栄養補給だけでなく、リラックス効果も期待できるようだ。
《湯浅大資》
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