民間企業との共同研究、件数は東大・受入額は京大がトップ
文部科学省は11月28日、大学等における産学連携の実施状況を公表した。平成25年度は、民間企業からの研究資金等受入額が約695億円と過去最高であった。機関別にみると、件数は東京大学、研究費受入額は京都大学がトップだった。
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
同省では、産学連携施策の企画・立案に反映させることを目的として、大学の産学連携の実施状況調査を毎年行っている。平成25年度は、全国の大学や高等専門学校、大学共同利用機関1,073機関を対象に、民間企業との共同研究、受託研究、治験などを調査した。
民間企業からの研究資金等の受入額(共同研究・受託研究・治験等・特許権実施等収入・その他知財実施等収入)は約695億円と、前年度に比べて約67億円(10.6%)増加し、過去最高額となった。この要因は、共同研究、特許権実施等収入が大きく増加したことが考えられるという。
民間企業との共同研究費受入額は約390億円と、前年度に比べて約49億円増加し、過去最高額となった。研究実施件数は17,881件となり、前年度に比べて956件増加した。
民間企業との共同研究実績を機関別にみると、実施件数では「東京大学」、研究受入額では「京都大学」、1件あたりの研究費受入額では「明治大学」がトップとなった。
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