医師が選ぶ今年の漢字は「偽」…2年連続1位
医師専用Webサイト「MedPeer」を運営するメドピアは12月12日、会員医師を対象に募集した「医学界・医師界における今年の漢字一文字」の結果を発表した。医師が選ぶ漢字は、1位「偽」、2位「嘘」、3位「税」となった。
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「医学界・医師界における今年の漢字一文字」は、2012年より毎年実施。3回目となる今回は、12月3日~12月10日に医師専用サイトMedPeerに会員登録している医師(7万人以上)を対象に実施し、2,784人の回答を得た。
医師が選ぶ漢字は、1位「偽」230票、2位「嘘」122票、3位「税」99票、4位「忍」82票、5位「熱」「疑」各75票がランクインした。
「偽」を選んだ理由として、STAP細胞論文や臨床研究論文で研究データの「偽り」があったことなどがあげられた。「偽」は、2013年に続き、2年連続で1位となった。
また、医学分野で相次いだ研究不正問題に加え、「ゴーストライター」や「号泣県議」が世間の高い関心を集めたことから「嘘」が2位に、消費増税や再増税延期への関心から「税」が3位に選ばれた。4位は医療をめぐる厳しい環境から「忍」、5位はデング熱・エボラ出血熱の「熱」と、多くの疑惑や疑念が生まれた1年であったことを反映した「疑」が並んだ。
◆医学界・医師界における今年の漢字一文字
1位:「偽」230票
2位:「嘘」122票
3位:「税」99票
4位:「忍」82票
5位:「熱」75票
5位:「疑」75票
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