就職希望業界ランキング、1位「金融・証券・保険」
2016年3月に卒業予定の大学3年生を対象とした就職希望業界ランキングは、1位「金融・証券・保険」、2位「マスコミ」、3位「メーカー」であることが、クロス・マーケティングが12月15日に発表した「就職活動に関する調査」結果より明らかになった。
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同調査は、2016年3月に卒業を予定している日本の4年制大学の大学3年生を対象に実施し、200人の有効回答を得た。調査期間は11月21日(金)~11月24日(月)。就職希望業界ランキングは、希望している業種を1位~3位まで質問し、1位を5点、2位を3点、3位を1点として集計した。
「大学生は学業を優先すべき」という議論をもとに政府の要請に経団連が応える形で就職活動時期の繰り下げが決定され、2016年3月卒業予定者の就職活動の開始時期は2015年3月に解禁となる。就職活動時期の繰下げについて、「どちらとも言えない」が40.0%ともっとも多く、「歓迎していない」38.0%、「歓迎している」22.0%が続いた。
就職活動に対して、85.5%が「不安に感じている」、14.5%が「不安に感じていない」と回答した。不安内容は、「内定が取れないかもしれない」が57.9%ともっとも多く、「どのような準備・対策をすればいいのかわからない」55.0%、「自分の何を評価されるのかわからない」51.5%、「本当に自分のしたいことが何かわからない」43.9%、「自分に自信が持てない」43.9%などが続いた。
就職希望業界ランキングは、1位「金融・証券・保険」、2位「マスコミ」、3位「メーカー」、4位「商社」、5位「官公庁・公社・団体」だった。性別では、男性は「金融・証券・保険」が1位、女性は「医療・福祉」が1位。文理別では、文系は「金融・証券・保険」が1位、理系は「医療・福祉」が1位となった。
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