「ベイマックス」、映画「妖怪ウォッチ」を上回りお正月興行トップに
映画『妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』と同日公開で昨年末に封切られた、ウォルト・ディズニー・スタジオ最新作『ベイマックス』。公開直後こそ『妖怪ウォッチ』に華をもたせたものの…
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
本作の主人公は、謎の事故で最愛の兄タダシを失った天才少年・ヒロ。深く傷ついた彼の心を救ったのは、人々の心と体を守るために兄が開発したケア・ロボットのベイマックスだった。兄の死の真相をつかもうとする2人だったが、彼らの前に未知なる強大な敵が立ちはだかる。ケア・ロボットとして人を傷つけることを禁じられているベイマックスに、大切なヒロを守り切ることはできるのか…?
ディズニーが得意とする“プリンセス”ものやシリーズものでもない新キャラクターにも関わらず、公開された週末は興行収入6億円を突破する好発進でスタートした本作。
そして公開から3週目、お正月休み本番の週末となった1月3日&4日には、オープニング週末を上回る50万人となり、この成績は『妖怪ウォッチ』を上回ってお正月興行No,1の成績となった。
また、公開初日から合計して観客動員数3,262,260人、興行収入4,145,339,200円(※1月4日時点)で、興行16日間での40億円突破は『アナと雪の女王』に次いで“ディズニー・アニメーション史上歴代2位”のハイペースとなっている。
オープニング週末の2日間で興行収入16億円という偉業を成し遂げた『妖怪ウォッチ』だが、興行16日間での成績を見てみると、観客動員数4,913,787人、興行収入5,424,234,000円(※1月4日時点)と大ヒットしていることは間違いないものの、当初の超ハイペースからは少々失速した感がある。
そんな『妖怪ウォッチ』と本作の一番の違いは、作品を観た(または興味を持った)観客の“口コミでの広がり”だろう。子どもとその家族というファミリー層ど真ん中をコアターゲットにした『妖怪ウォッチ』は一般客が起こす“SNSでの追い風”という意味では弱い。
一方で、本作はファミリー層はもちろんのこと、学生の若いカップルなども多く劇場に足を運んでいるとのことで、「泣いた!」「意外な展開」「面白い!」「絶対観たい」といった口コミが強力な“追い風”となっているようだ。
『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。
『ベイマックス』お正月興行でNo,1! 映画『妖怪ウォッチ』と“SNS追い風”で差
《text:cinemacafe.net》
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