ベネッセ、500円から利用可能なプリペイドカード式通信教育講座を発表
ベネッセは、2月17日よりプリペイドカード式オンライン教育講座「BenePa」を開始すると発表。500円より提供されるプリペイドカードをコンビニで購入し、専用Webサイトにログインすることで学習が開始できる同社の新サービスだ。
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
記者発表会では、ベネッセホールディングス代表取締役会長兼社長の原田泳幸氏、国内教育カンパニーマーケティング本部本部長の的場一成氏、国内教育カンパニー中高生教育サービス本部本部長の上田朗子氏が登壇し、新商品開発の経緯や今後の展開などを説明した。
「BenePa」は、コンビニで販売されるプリペイドカードを使って、自宅のパソコンで始められるオンライン通信教材。ローソン店舗で販売される500円または1000円のプリペイドカードを購入し、カードに記載されたコードを「BenePa」のWebサイトに入力することで、いつでも都合のよい時に自宅のパソコンを使って学ぶことができるサービスだ。
Webサイトにコードを入力すると、利用者はサイトに表示される学年・学力・教科ごとに用意されている教材の中から好きなもの、自分にあったものを選択したうえで学習をスタートさせる。学習時間は1パックで平均90分程度、500円のカードで180日間何回でも利用することが可能だという。
コンテンツは幼児から高校生まで提供され、「必要なところだけ、目的にあわせて学べるところに特徴がある」と教材開発に携わった上田氏は話す。また、支払いがプリペイドカード、学習管理はIDによって行われるため、住所や氏名の登録が必要ないことも特徴だ。
原田氏は、「BenePa」を同社のデジタル戦略の一波として位置づける。問題の解説に音声や動画を豊富に用いていることや、学習者個人の正答率が以後の出題に反映されることなど、デジタル環境ならではの学習環境を提供する。今後の展開について的場氏は、価格帯の多様化や教科、難易度にバリエーションを設けていきたいとコメントした。
《北原梨津子》
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