「HEAR 子どもの声を聴こう」辻仁成氏の理想はクレヨンしんちゃん親子
下北沢B&Bで2月24日、イベント「HEAR(ヒアー)子どもの声を聴こう」が行われた。辻仁成氏が「子どもおもいの働くお父さん」代表として登場した。
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さらに、辻氏は「離婚後、子どもが幼児化するというか、赤ちゃんにみたい急に抱きついてきたりすることがあって気になっていたんです。もともとは、しっかりした子なのですが。で、ある先生と対談したときに『愛着障害』というのを教えてもらい、親が離婚したときなどに子どもが幼児化することがあると知ったのです」と話した。
また、辻氏は自宅の廊下で、廊下サッカーというちょっとした遊びを親子でしているという。親子で体を動かすことで、子どもが楽しそうにしているだけでなく、よく笑うようになった、とも語る。「離婚して、まだ11歳で、しかも子どもの意思ではなくパリに住んでいて、ストレスがたまっていると思うんです。だから、ちょっとしたスポーツのようなものですが、10点ゲームの廊下サッカーをすごく楽しんでくれているみたいです」
小竹氏は「遊ぶとバカになるから」と話す子どもに出会ったことがあるそうだが、おそらく、保護者の影響であろう。親子でたっぷり会話をし、一緒に体を動かす辻氏の話を聞いていると、子どもに寄り添う大切さをあらためて認識する。育児について何かを参考にしたかと問われた辻氏はこう答える。「『クレヨンしんちゃん』と『ドラえもん』に登場する家族は理想ですね。特に『クレヨンしんちゃん』のしんちゃんと、お父さんの野原ひろしの関係を参考にしています。僕はもともと「べらんめえ」調のキャラクターではないのですが、野原一家は僕にとって理想の親子関係なので、しんちゃんとお父さんを親子でまねしています」。
親子で語り、親子で遊ぶ重要性についておおいに考えさせられるトークセッションであった。
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