首都圏の私大生、自宅外通学で初年度296万円
首都圏の私立大学・短期大学に入学した新入生が入学の年にかかる費用は自宅外通学の場合、平均296万2,326円で、前年度比24,100円(0.8%)増加していることが、東京私大教連が4月3日に発表した調査結果より明らかになった。
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同調査は、2014年4月に首都圏の私立大学・短期大学に入学した新入生の家庭を対象に家計負担に関するアンケートを実施し、4,273件の回答を得た。調査時期は2014年5月~7月。対象となった大学は1都4県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城)にある14大学。
受験から入学までの費用は、自宅外通学者が213万8,026円と前年度比3万2,800円(1.6%)増え、自宅通学者が154万1,526円と前年度比1万800円(0.7%)増加。費用の内訳をみると、自宅外通学者の「生活用品費」「受験費用」「敷金・礼金」「家賃」がいずれも増加した。
自宅外通学者の入学の年にかかる費用は、受験から私立大学入学までの費用(213万8,026円)と4月~12月の仕送り額(82万4,300円)の合計296万2,326円で、前年度比24,100円(0.8%)増加。自宅外通学者世帯の平均税込年収(888万1,000円)に占める「入学の年にかかる費用」の割合は33.4%で、年収の3分の1を占める。
毎月の仕送り額の平均は、入学直後の新生活や教材の準備で費用がかさむ「5月」が10万2,400円で前年度比2,600円減少、出費が落ちつく「6月以降(月平均)」が8万8,500円で前年度比500円減少した。「6月以降(月平均)」の仕送り額は、調査開始以来過去最低となった2013年の8万9,000円を500円下回り、過去最低を更新。過去最高となった1994年の12万4,900円と比較すると、3万6,400円(29.1%)も減少している。
「家賃」の平均は、6万1,600円と前年度比700円増加。「6月以降(月平均)」の仕送り額8万8,500円に占める「家賃」の割合は69.6%で過去最高となった。「6月以降(月平均)」の仕送り額から「家賃」をのぞいた生活費は2万6,900円で、1日あたりの生活費を算出すると897円で過去最低となった。
受験から入学までの費用の「負担感」は、「たいへん重い」44.0%と「重い」47.8%の計91.8%の家庭が重いと感じている。
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