京都府教委、いじめ防止のための教職員用ハンドブック作成
京都府教育委員会は、いじめ防止などに対する教職員の資質向上のため、「いじめ防止などのために」教職員用ハンドブックを作成し、すべての教職員に配布した。いじめの問題に対して、研修を充実させ、組織的かつ適切に対処できるよう取組みを進めることを目的としている。
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同ハンドブックの内容は、いじめの定義、いじめの構造、最近のいじめの特徴、いじめ発見のチェックリストや、いじめへの対応、いじめの未然防止、相談に関する専門機関といった7つの項目に分かれている。
いじめ防止対策推進法、京都府いじめ防止基本方針を踏まえた内容となっており、教職員が常に手元に置き、実際に活用しやすい表現を用いている。また、場面に応じて見やすく、わかりやすいように編集も配慮されている。
人権教育、特別支援教育、社会教育および法やルールに関する教育など、さまざまな視点を導入した。いじめ発見のチェックリストでは、いじめに気づくための学校生活場面ごとにチェックできるようになっている。
2万4,000部が作成され、府内の全小・中学校、京都市を除く府立学校全教職員、府内市町(組合)教育委員会などに配布された。
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