【保護者の就活】志望度が低くても受験すべき?
就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第42弾では、受験する企業数について聞いた。
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◆志望度が高くなくても、応募してよいの?
志望度が高くなくても受験することをします。多くの学生は、人材サービス系企業が毎年出す人気企業ランキングや、自分自身がその時点で知っている企業の中から受験企業を選びがちですし、そういった企業の志望度が高くなる傾向にあります。
しかも、それらはすべて合わせても数十社程度でしょう。その中から、自分が働く会社を選択するのはあまりにも危険です。最終的には受けられる数を20~30社に絞るわけですが、世の中には無数に会社があるので、受験できる会社の数は可能な限りもっておいたほうがよいでしょう。
そのためのひとつの方法として、志望度が高くなくても受験することをお勧めします。その時点では志望度が高くなくても、選考の際に会う面接官とのやりとりや受験の準備によって企業の情報を得ることで興味がわき、志望度が高くなる可能性があるからです。
もちろん、説明会に参加したり、OBOG訪問をしながら志望度を高めていき受験するのがよいですが、そのような会社はそんなに多く持てないと思うので、志望度が高くなくても興味が持てる要素があるのであれば、選考に参加してみるのがよいでしょう。
副次的な効果として、それによって自己分析が進んだり、選考慣れするなどのメリットもあります。つまり、たくさんの企業や人に触れることが大切、ということです。
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リセマム連載「保護者の就活」は、就活生や就活を控える学生の保護者からの質問に対し、キャリアコンサルタントであり就活塾「MyCareerCenter」代表でもある高嶌悠人氏がアドバイスや適切な回答を行うシリーズ。
学生や保護者からの就活に関する質問は、「MyCareerCenter」お問い合わせフォームで随時送信が可能になっている。
《編集部》
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