発達障害デジタルブック、保護者向け無料公開…東京都

 東京都は2026年3月13日、保護者向け発達障害デジタルブック「まずは知ってほしいわたしたちのこと 子供の成長と発達が気になったら読むガイドブック」を公開した。子供の発育や発達障害の基礎知識、東京都の支援制度、相談窓口などについて、わかりやすく解説している。

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 東京都は2026年3月13日、保護者向け発達障害デジタルブック「まずは知ってほしいわたしたちのこと 子供の成長と発達が気になったら読むガイドブック」を公開した。子供の発育や発達障害の基礎知識、東京都の支援制度、相談窓口などについて、わかりやすく解説している。

 東京都では、発達障害のある人やその家族らが、ライフステージを通じて適切な支援を受けられる体制の整備を推進するため、さまざまな取組みを行っている。今回、子供の成長や発達への理解を深めたいと考える保護者に向けて、発達障害に関する知識や相談先などをまとめたガイドブックを作成した。

 ガイドブックは、子供の発達の違いを「特別な困りごと」としてだけではなく、「多様な発達のかたち」の1つとして捉え、理解を深めるために作られた。CHAPTER1「子供の発達を知る」、CHAPTER2「発達障害を理解する」、CHAPTER3「東京都の支援制度」の3部構成。

 CHAPTER1では、乳幼児期、学童期、青年期それぞれの段階の発育・発達を取り上げている。乳幼児健康診査のおもなチェック内容や見守りのポイントも整理している。

 CHAPTER2では、発達障害(神経発達症)の特徴や特性を解説。自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如多動症(ADHD)、限局性学習症(SLD)、発達性協調運動症(DCD)、チック症(トゥレット症)、小児期発症流暢症(吃音)、発達性言語症(DLD)という代表的な7つの症例をあげ、基礎知識や子育てのヒントなどもまとめている。発達検査やアセスメントツールについても触れている。

 CHAPTER3では、子供の発達に不安を感じている保護者に向けて、東京都の支援制度、支援機関によるサポート、保護者向け支援プログラム、各種相談窓口を紹介。巻末には「よくあるお悩みQ&A」「おもな用語解説」も収めている。

 ガイドブックは、東京都福祉局Webサイトでデジタルブック形式とPDF形式で掲載しており、誰でも無料で閲覧できる。紙の冊子などは発行していない。

《奥山直美》

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