ネット利用の統一ルール策定、福井県教委…「夜9時以降使わない」
福井県教育委員会は、子どもがインターネットを利用するための基本指針となる「ふくいスマートルール」を策定した。LINEやSNS、メールによる依存症、生活習慣の乱れ、いじめなどを未然に防ぐため、「夜9時以降は行わない」「1日1時間まで」などの統一基準を定めている。
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福井県のいじめの現状や対策を協議する「いじめ問題対策連絡協議会」が、ネットいじめの未然防止策として策定した。
「ふくいスマートルール」では、「インターネット上に人の嫌がることや悪口を書き込まない」「名前・住所・顔写真などの個人情報を安易に載せない」などのルールを掲載。SNSやメール、ゲームなどの通信については、「夜9時以降は行わない」「1日1時間まで」と規定している。
また、大人も一緒に考える「ふくいスマートルール」推進運動として、保護者に向けても「使用時間や置き場所など、わが家のルールをつくる」、教員に対しては「日ごろからネットいじめやトラブルを把握する」ことなどを求めている。
8月には、「脱スマホ高校生サミット」を開催。県内の高校生が、実践活動を発表しながらスマホ依存からの脱却を協議することになっている。
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