子どもとの接し方に自信がない父親は44%…9年間で増加
父親の子育て意欲は、この9年間で増加しているものの、子どもとの接し方に自信がもてない割合が増加していることが、ベネッセ教育総合研究所が6月16日に発表した「乳幼児の父親についての調査」より明らかになった。
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同調査は、乳幼児を持つ父親が子育てをどのように受けとめ、実際に家事・育児にどのように関わっているのか明らかにするため、2014年10月に0歳から6歳(就学前)の乳幼児を持つ父親2,645名を対象に実施。2005年と2009年の実施に続き、今回で3回目となる。
家事・育児に今まで以上に関わりたいと思う父親は58.2%にのぼる。過去の調査結果より、2005年は47.9%、2009年は54.2%と9年間で増加している。
父親が関わっている家事・育児は、「ごみを出す」が76.4%ともっとも多く、「子どもが病気の時、面倒をみる」66.9%、「子どもをしかったり、ほめたりする」55.1%、「子どもをお風呂に入れる」39.2%などが続いた。9年間で増加しているのは、「ごみを出す」「食事の後片付けをする」で、そのほかの家事・育児はほとんど増加していない。
21時台以降に帰宅する父親は37.8%にのぼる。2005年は46.8%、2009年は39.2%であったことから、この5年間で大きな変化はみられない。乳幼児の就寝時刻のピークは21時台であるため、21時台以降の帰宅の場合、子どもと接し、子育てに関わることができない父親が多いと思われる。また、子どもとの接し方に自信がもてない父親は44.3%にのぼり、9年間で増加している。
20時台までに帰宅する父親は、21時台以降に帰宅する父親よりも、「子どもをしかったり、ほめたりする」「子どもをお風呂に入れる」「子どもと一緒に室内で遊ぶ」「子どもを寝かしつける」など、さまざまな家事・育児に関わる頻度が高い。
生活満足度は、20時台までに帰宅をする父親は77.4%、21時台以降に帰宅する父親は70.1%と、20時台までに帰宅をする父親のほうが高い。同様に子育ての満足度も20時台までに帰宅をする父親のほうが10ポイント以上高い(20時台以前:72.8%、20時台以降:62.3%)。
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