阪大、箕面キャンパス移転を発表…2021年駅前オープンへ
大阪大学は6月18日、箕面キャンパスの移転を発表した。2020年度の北大阪急行線延伸に伴う駅前整備構想の核として新駅「箕面船場駅(仮称)」前に移転する計画で、「都市型キャンパス」として2021年オープンを目指す。
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キャンパス移転について、大阪大学と箕面市では6月17日に覚書を交換。大学の教育研究発展や学習環境向上に加え、箕面市の活気あるまちづくりへの寄与も期待されている。
同大では、キャンパスが豊中、吹田、箕面の3つに分散。2007年の大阪外国語大学との統合によって誕生した箕面キャンパスについては、建物の老朽化や利活用方策などが課題だったという。
北大阪急行線延伸プロジェクトでは、大阪の大動脈である地下鉄御堂筋線・北大阪急行線(現在は千里中央まで)を北に向かって2.5km延伸する。
移転先は、豊中、吹田キャンパスの中間に位置する箕面船場駅前。同大主要施設のほか、大阪市内、新幹線、大阪空港とのアクセスもよく、同大では新キャンパスを大学のグローバル化を推進するための活動拠点と位置付けている。
同大にとって初めての「都市型キャンパス」として、駅前地域に溶け込んだ魅力ある新キャンパスとする計画で、創立90周年を迎える2021年のオープンを目指していく。
移転後の跡地については、箕面市が保有し、有効活用を検討。2016年4月の合意書締結を目指して、具体案の検討・協議を続けていくという。
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