夏休みの旅行は海外より国内が人気…海外は9月にシフト
日本旅行業協会(JATA)は、夏休みの旅行について人気の旅行先や傾向などの意識調査を行い、その結果をランキングにまとめ発表した。旅行先の一番人気は、海外は「ハワイ」、国内は「北海道」。
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今年は、9月にシルバーウィークが設定されていることもあり、海外旅行の予約状況は8月より9月にシフトしているという。一方、国内旅行は7月~9月いずれの月も対前年同時比で100%を超え全方面で好調な傾向にある。夏休み期間で見ると国内旅行が選ばれているようだ。
海外の旅行先についてはトップ10を発表。1位のハワイに続き、2位は僅差で台湾、3位はグアムと、いずれも2014年年末からの人気が続いているエリアがランクイン。祖父母を含めた3世代での旅行などファミリーで行きやすいエリアとして安定した人気がある。
国内の旅行先についてはトップ5を発表。1位の北海道に続き、2位は沖縄、3位は東京(TDR含む)、4位は大阪、5位は北陸となっている。北海道は夏でも涼しい気候の中、動物園や自然体験などが楽しめるとして3世代ファミリーを中心とした旅行が増えている。2位~4位の定番旅行先に加え、今年は北陸が前年13位からジャンプアップ。北陸新幹線開通効果により、金沢を中心に北陸、軽井沢、信州まで人気が上昇している。
また、夏休みならではの花火大会や東北夏祭りなども例年通り堅調な人気があるという。同調査は、JATA会員会社の社員453名の回答と、大手ホールセーラー5社の夏休みの販売動向調査を行い、その結果をまとめたもの。
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