早大「演劇博物館」能面や狂言面など109点を3Dデータベース化
早稲田大学の演劇博物館デジタルアーカイブ・コレクションは26日、3Dデータベースを正式公開したことを発表した。博物資料として日本の能面、狂言面、伎楽面、韓国の山台ノリ仮面、チベットのラマ舞踊仮面、そのほか中国やインドネシアの仮面など、109点が公開されている。
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3Dデータベースは、2015年2月から試験的に一部公開を開始。3D化には写真測量方式技術を採用し、早稲田大学演劇博物館が収蔵する国内外の立体資料をデータ化した。テクスチャー(素材の色)も高い精度で再現したという。日本の能面、狂言面、伎楽面、韓国の山台ノリ仮面、チベットのラマ舞踊仮面、そのほか中国やインドネシアの仮面など、109点が公開されている。
データは、上下左右を自在に閲覧できるだけでなく、光源の位置や光の色、背景色をマウス操作で変えることができる。舞台環境を考慮し、「自然光」「たいまつの光」など光源を自由に操作し、イメージを再現できる。データはブラウザから直接閲覧が可能な方法と、PDFデータをAcrobatReaderで閲覧する方法の2つが用意されている。
早大「演劇博物館」3Dデータベースを正式公開
《冨岡晶@RBB TODAY》
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