71%の10代「選挙権があったら投票に行く」、期待と不安も
ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」が10代リスナーに行ったアンケートでは、71%が「選挙権があったら選挙に行く」と回答した。番組では18歳選挙権が現実となるなか、10代の意識の高さと不安とが表れた。
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TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネットで放送中の「SCHOOL OF LOCK!」は、ラジオとWEBやイベント、出版を連動させた10代向けラジオ番組。6月24日の午前8時から午後11時35分まで、番組のLINE@アカウント上で選挙に関するアンケートを実施した。
「今、10代の君に選挙権があったら選挙に行きますか?」との質問に、6,051人の10代リスナーが回答した。「選挙に行く」と答えた人は71.1%。「行かない」17.2%、「わからない」は11.6%だった。
また、10代リスナーを年齢別に集計したところ、18歳以上であるかに関わらず「選挙に行く」と回答した割合はどの年齢でも60%以上にのぼった。
しかし、番組が設置したネット上の掲示板には選挙に期待する意見だけでなく、「だれに投票していいかわからない」「まだ先のことだと思っていた」など、選挙に行くと答えた人のなかにも自分が投票するということに不安を感じている意見が多くみられた。
番組が実際に電話をつないで「18歳選挙権」に対する考えを聞いたリスナーは、「よく知らないのに無責任に投票できない」から選挙に行かないと答えた。
ゲストの社会学者・古市憲寿氏は、「選挙に行かないのはチケット買っていてライブに行かないのと同じ」「まずは関心のある項目を見つけて、意見の近い政党を探してみては?」などとリスナーと語り合った。
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