レジャー時間満足度、国内15~19歳は極めて低い28%
調査会社のGfKは6月29日、「レジャーに費やせる時間に対する満足度調査」結果を発表。調査22か国中トップはアメリカ、「満足」が69%を占めた。日本は38%にとどまり、15~19歳に限ると28%と極めて低い結果となった。
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調査は2014年夏、22か国(アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、台湾、香港、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、イギリス、ウクライナ、アメリカ合衆国 )で実施。15歳以上の消費者27,000人に対して、インターネット調査および対面調査を行った。
22か国に「レジャーに費やせる時間があるか、どの程度満足しているか」を聞くと、16%が「大変満足している」、42%が「ある程度満足している」と回答。2つをあわせると、「満足している」層が58%という結果だった。一方、「まったく満足していない」「あまり満足していない」は、あわせて18%にとどまっている。
各国の「満足」と感じている割合をみると、アメリカの69%がもっとも高く、その後はイギリス・カナダ67%、ベルギー・ドイツ66%が続いた。休暇日数が少ない国として知られるアメリカがもっとも割合が高い結果となった。対して、レジャーに費やせる時間が足りず「不満である」と感じている割合がもっとも高かったのは、ロシアの31%だった。そのほかでは、日本やブラジルなどが高い割合となっている。
日本の状況をみると、「満足している」38%に対して「不満である」30%となった。「満足」が「不満」を8ポイント上回っているが、22か国の中では「満足」の割合がもっとも低い。年代別でも調査しており、15~19歳では28%、20歳~50歳代では35%前後、60歳代以降では61%となった。日本全体の割合と比べても、15~19歳は目立って低い結果となっている。
《黄金崎綾乃》
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