アオバ、国際バカロレアDP公式認定校に承認
アオバジャパン・インターナショナルスクール(以下、アオバ)は、国際バカロレア機構(IBO)より国際バカロレア ディプロマプログラム(DP)の公式認定校として承認されたことを7月1日に発表した。
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国際バカロレアとは、スイスを本部とする国際バカロレア機構(IBO)が、インターナショナルスクールの卒業生に国際的に認められる大学入学資格を与えることを目的とし発足させた教育プログラム。
プログラムの対象は3歳~19歳まで。プログラム内容は、急速にグローバル化が進む現代社会で求められている主体性や自ら考える力を身に着けられるよう、「プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)」「ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)」「ディプロマ・プログラム(DP)」「キャリア関連プログラム(CP)」ら年齢に応じたさまざまなプログラムで構成されている。
アオバは、ビジネス・ブレークスルーの子会社であるアオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズが運営する、特定の宗教を持たないインターナショナルスクール。1976年の開校以来、幼児から12年生(高校3年生)までを対象とし、日本語クラス以外の授業をすべて英語で、かつ英語圏の英語教材を使用する教育方針をとってきた。
アオバでは、今回承認されたディプロマプログラム以外のプログラムの導入も目指しており、カリキュラムの見直しなどを積極的に行っているという。同校によれば、プログラム導入により卒業生は国際的に通用する大学受験資格を獲得できるだけでなく、より広い視野で物事をとらえ、自ら主体的に考えて状況を切り拓いていく力を身に着けることができる。また、グローバルな視点を養うことで、表現力やコミュニケーション能力などを高める効果も期待しているという。
現在、アオバは「プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)」と「ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)」の候補校となっている。国際バカロレアの教育プログラム実施校は、平成27年6月10日現在世界140以上の国・地域で合計4,211校にのぼる。日本ではすでに34校で実施されており、アオバは今回既存実施校に新しく仲間入りする。
《佐藤亜希》
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