【夏休み】封筒が大変身、子どもと楽しむ3つの紙工作

 子どもと過ごす時間が多くなる夏の時期、封筒を使った工作にチャレンジしてはいかがだろうか。子育て応援Webサイト「WorMo’」から、幼い子どもでも楽しめる作品を年齢別に3つ紹介しよう。

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封筒ののびちぢみ
封筒ののびちぢみ 全 12 枚 拡大写真
 子どもと過ごす時間が多くなる夏の時期、封筒を使った工作にチャレンジしてはいかがだろうか。子育て応援Webサイト「WorMo’」から、幼い子どもでも楽しめる作品を年齢別に3つ紹介。素材をさまざまに変化させる経験は、子どもの創造力を育むことにもつながるだろう。

 まずは、4歳向け。封筒の伸び縮みを利用して、新しい生き物を作ろう。筋入封筒を3~5枚用意して、下部を切り取り筒状にする。テープでつなぎ合わせたら、ラップ芯などに通してくしゃくしゃに縮める。芯から出せば、伸び縮みするモノの出来上がり。目を付ければ生き物のようになる。くしゃくしゃにすることで紙でも伸び縮みすることが体験でき、表現の幅が拡がる。できた生き物の名前や、食べるものを考えても楽しい。

 少し細かい作業が出来るようになる5歳には、オリジナルのミニバッグ作りはどうだろうか。好みの大きさの封筒を半分に切り、底部を折り曲げてマチをとって袋を作る。残りの封筒で持ち手を作り、固定してバッグの完成だ。平面の封筒でも立体的な袋に変えられることがわかり、また、自由に絵を描くなどして自分だけのバッグを作り上げることは子どもの制作意欲も高めるだろう。

 最後に6歳向け、切ったり丸めたり本物そっくりな紙のざるそばを作ろう。使う筋入封筒は3枚。まずは2枚の封筒をそれぞれ細長く巻き、お箸を作る。もう1枚は細く長く切り、そばを作る。封筒の底の部分は折り返してつゆ入れにし、マジックで色をつけた紙を丸めて入れる。緑の折り紙は小さく切って丸めるとネギに見える。そばとネギをざるや皿に盛れば、すべて紙で作ったざるそばの完成。食べる真似をすることはお箸の練習にもなる。作りながら食への興味も育まれそうな工作だ。

 この封筒を使った作品は、心地よいものづくりを目指した活動を行うアートユニット「深沢アート研究所」がレシピを制作している。

 コクヨが運営する子育て応援Webサイト「WorMo’」では、このような「遊びと学びのプロフェッショナル」が、身近なものを使った「あそびのレシピ」を多数紹介している。年齢別、シーン別、素材別などさまざまなシチュエーションから遊びが選べるため、子どもとの時間がより楽しくなりそうだ。

封筒が大変身! 夏休みにもお勧めなお子さまと楽しむ3つの紙工作

《勝田綾》

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