体罰、平成26年度は教職員処分91件…大阪市教委
大阪市教育委員会は8月5日、体罰・暴力行為の年度別発生件数等について公表した。平成26年度に発生した体罰・暴力行為は99件、処分件数は91件。平成24年度の発生502件、処分324件から5分の1程度へ減少したという。
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平成24年12月に大阪市立桜宮高校の男子生徒が体罰を苦に自殺したことを受け、同教委では平成25年9月に指針を策定するなど、体罰・暴力行為を許さない学校づくりを進めている。
平成26年度の体罰・暴力行為の発生件数は99件。教職員に対する処分件数は91件で、内訳は減給3件、戒告4件、文書訓告6件、口頭注意14件、校長指導64件となっている。免職、停職はなかった。
同教委によると、体罰・暴力行為の発生件数は、平成24年度502件、平成25年度148件、平成26年度99件と減少傾向にあり、平成24年度との比較では5分の1程度に減ってきている。
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