文部科学白書2014刊行、教育施策やICT活用推進など
文部科学省は8月21日、平成26(2014)年度文部科学白書を刊行した。「未来に向かう教育再生の歩み」「教育施策の総合的推進」「私立学校の振興」「ICTの活用の推進」などを特集している。
教育・受験
学習
advertisement

同省では、教育や科学技術・学術、スポーツ、文化芸術における施策の新しい動きについて広く国民に紹介するため、「文部科学白書」を毎年刊行している。
2部構成で、第1部は特集1「2020年に向けた文化政策の戦略的展開」、特集2「オリンピック・パラリンピックを契機としたスポーツ政策とレガシーの創出」、特集3「未来に向かう教育再生の歩み」の3つのテーマを取り上げた。第2部は文教・科学技術施策の動向と展開をテーマに、「教育施策の総合的推進」「私立学校の振興」「ICTの活用の推進」など14章にわたり、第2期教育振興基本計画を踏まえた取組みを紹介している。
第2部の第11章「ICTの活用の推進」では、わかりやすい授業を実現する方法の1つとして、教員がICTを効果的に活用した授業を展開することが重要であるとしている。そのため、同省ではICT環境の整備段階に応じた効果的な授業を行うための映像指導資料「ICT活用ステップアップ映像集」や、学校・教育委員会の具体的な取組の参考となる「教育の情報化に関する手引」、指導事例集「情報活用能力育成のために」、初等中等教育段階におけるプログラミングに関する教員向けの参考資料「プログラミング教育実践ガイド」などを作成している。
平成26年度文部科学白書は、同省のホームページにPDF形式で掲載されている。
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement