【東日本豪雨】義援金受付や手数料免除、特別措置情報まとめ

 栃木・茨城・宮城を中心とする地域に被害を及ぼした台風18号の影響に伴い、各団体や企業・学校が義援金の受付け特別措置を実施している。リセマムで紹介した内容を中心にまとめる。

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 栃木・茨城・宮城を中心とする地域に被害を及ぼした台風18号の影響に伴い、各団体や企業・学校が義援金の受付け特別措置を実施している。リセマムで紹介した内容を中心にまとめる。

日赤、義援金受付を開始…手数料免除措置も
 日本赤十字社は9月11日、「平成27年台風第18号等大雨災害義援金」の受付を開始した。期間は11月30日まで。寄せられた義援金は、被災者の生活再建の一助とするため、全額が被災県に設置された義援金配分委員会を通じて被災者に届けられる。また、9月16日からは手数料が免除になるゆうちょ銀行・郵便局窓口での受付も開始した。義援金の受付期間は、11月30日まで。

JASSO、奨学金の緊急採用や返還猶予を受付
 日本学生支援機構(JASSO)は、台風18号などによる大雨で被災した世帯の学生を対象とする奨学金緊急採用の申込みを受け付けている。奨学金返還者からも減額返還や返還期限猶予の願い出を受け付ける。なお、適用地域は同機構Webサイトで確認できる。

上智大学や國學院大學、被害を受けた学生を支援
 上智大学や國學院大學などでは、今回の災害で被害に遭った世帯の学生を対象に経済的な問題の相談に応じている。災害救助法適用地域を対象とした奨学金や災害見舞金などもあり、家計が急変した保護者や学生の対応にあたっている。

◆ジャパンネット銀行、義援金受付けを開始
 ジャパンネット銀行は、9月15日より「台風18号災害義援金」の受付を開始した。ジャパンネット銀行に口座を持つ者は、振込手数料無料で義援金を振り込める。集まった義援金は日本赤十字社を通じ被災者救援のために寄付される。詳細はジャパンネット銀行Webサイトで閲覧可能。

◆麗澤大学、被災した受験生家庭に対する特別措置を実施
 麗澤大学は、台風18号による記録的な大雨などで被災した茨城県151校、宮城県118校、埼玉県93校の計362校に通う平成28年度入学を希望する受験生を対象とした特別措置を実施する。特別措置はそれぞれ、入学検定料の免除や必要書類の事後提出承諾、受験時の宿泊や入学金の免除、ほか学生寮の入寮の優先など。特別措置適用の審査に必要な「罹災証明書」は同大学Webサイトで入手できる。

《佐藤亜希》

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