中秋の名月を安全に…月見だんごの窒息やアレルギー注意
消費者庁では、子どもを事故から守るためのさまざまな取組みを行うプロジェクトを実施している。「子ども安全メール」の最新号では、9月27日の「中秋の名月」を前に、月見だんごでの窒息やアレルギー症状の発症に対する注意を呼びかけている。
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だんごについては、過去にも子どもが喉に詰まらせ窒息したり、小麦アレルギーのある子どもが誤って食べてアレルギー症状を発症するなどの事故が報告されているという。消費者庁では、小麦アレルギーの疑いがある子どもにだんごを食べさせる際には、原材料に小麦や小麦グルテン(小麦たんぱく質)、小麦由来の食品添加物が入っていないかよく確認するよう呼びかけている。
また、万が一、子どもがだんごを喉に詰まらせたときはすみやかに119番通報するとともに、口の中に指を入れずに子どもの頭を低くしみぞおちを圧迫するようにして、背中の真ん中を平手で何度も連続して叩く「背部叩打法」や、子どもの背後から手当てする人の両腕を回し、子どものみぞおちの下で片方の手を握り拳にして腹部を上方へ圧迫する「ハイムリッヒ法」などで、詰まっただんごの除去を試みるよう、その方法も合わせて紹介している。
いずれの方法も、子どもの年齢や成長程度に合わせた適切な方法を取る必要があるため、万が一に備えて知識を備えておくことが重要だという。だんごを食べさせる際には、大人がそばにいて注意して見る、食べやすい大きさにしてよく噛んで食べさせるなど、注意喚起を促している。
「子ども安全メール」の購読は、消費者庁Webサイトで行う。登録は無料で、過去のバックナンバーも掲載されている。
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