筑波大、ブラジルに留学コーディネーターを配置
文部科学省は9月29日、平成27年度「留学コーディネーター配置事業」の選定結果を発表。平成27年度はブラジルが対象地域となっており、事業を委託する大学に筑波大学が選ばれた。サンパウロを活動拠点に、日本留学の魅力の伝達などを行う。
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同省では平成26年度より、「世界の成長を取り込むための外国人留学生受入れ戦略」において、設定された重点地域に留学コーディネーターを配置。海外からの優秀な学生の受入れを通じて大学教育の質を高めていくため、日本留学のプラットフォームの構築、現地の情報収集の強化、日本留学の魅力の伝達などを行っている。
平成27年度は、日本への留学生数、進出している日系企業数、他事業との連携した取組みの可能性などを考慮し、ブラジルが対象地域となっている。公募には2大学から申請があり、審査の結果、筑波大学が選定された。審査では、これまでの留学生受入れの実績、ブラジルからの留学生受入れに関心を持つ国内大学との具体的な連携体制、コーディネーター予定者の現地での活動実績が優れている点などが評価されたという。
なお、平成26年度の採択大学には、岡山大学(活動拠点:ミャンマー・ヤンゴン)、北海道大学(同:ザンビア・ルサカ)、東京大学(同:インド・バンガロール)が選定されている。
《黄金崎綾乃》
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