東京都、H27年度ICT活用推進校12校の公開授業実施…10月より順次

 東京都教育委員会は10月1日、平成27年度「ICT活用推進校」として指定している都立学校12校について、ICT活用実践事例の発表の場として公開授業を実施すると発表した。平成27年10月から平成28年3月にかけて順次実施される予定だ。

教育ICT 先生
東京都「平成27年度ICT活用推進校」
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 東京都教育委員会は10月1日、平成27年度「ICT活用推進校」として指定している都立学校12校について、ICT活用実践事例の発表の場として公開授業を実施すると発表した。平成27年10月から平成28年3月にかけて順次実施される予定だ。

 同教委は、都立学校ICT計画に基づき、ICTを活用した授業実践などを一層推進することを目的に「平成27年度ICT活用推進校」12校を指定。平成27年度の推進校は、足立高校、杉並総合高校、光丘高校、六本木高校、調布北高校、町田高校、墨田川高校、雪谷高校の都立高校8校、および、鹿本学園、八王子特別支援学校、石神井特別支援学校、町田の丘学園の都立特別支援学校4校となっている。

 推進校は、事前に配備されたタブレットPCを活用して、ICT活用の一層の推進、他校への普及・啓発、学習コンテンツの開発、活用実践事例の公開などの活動を実施しており、都立学校の自律的なICT活用推進を実現させるための基礎作りを行っているという。

 今回は、これまでのタブレットPCを活用した授業研究および教材の開発や、ICT活用実践事例の発表の場として公開授業を実施。公開授業1校目となる町田高校では10月10日、1年生を対象に「感染症の予防」というテーマで保健の授業を公開する。また、足立高校では10月26日、3年生を対象に「第一次世界大戦と大正デモクラシー」というテーマで日本史Aの授業を公開する。

 そのほか、都立高校においては数学や音楽、武道、物理基礎などの授業公開が、都立特別支援学校においては国語や美術などの授業公開が行われる予定。各校の公開授業日時および授業内容に関しては、東京都教育委員会のホームページで確認できる。また、公開授業の申込みは各校ホームページを確認のこと。

《畑山望》

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