KIDSTONE新プロジェクト…クラフト体験とデジタル技術を融合

 ソニー・ミュージックエンターテインメントは10月6日、7月に設立したキッズ専門ブランド「KIDSTONE」の新プロジェクト「フィジタルプロジェクト」がスタートすることを発表。クラフト体験とデジタル技術を融合させたイベントなどを展開していくという。

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「KIDSTONE」オフィシャルサイト
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 ソニー・ミュージックエンターテインメントは10月6日、7月に設立したキッズ専門ブランド「KIDSTONE」の新プロジェクト「フィジタルプロジェクト」がスタートすることを発表。クラフト体験とデジタル技術を融合させたイベントなどを展開していくという。

 プロジェクト名の「フィジタル(Phygital)」とは、フィジカル(Physical)とデジタル(Digital)を組み合わせた造語のこと。子どもたちが自ら手を動かしてモノを作るなどのクラフトワークをはじめとしたフィジカルな体験に、最新のデジタルテクノロジーを融合させたプロダクツ開発・イベントなどを展開していく予定。

 同プロジェクトの最新プロトタイプとして、「クラフトがっき」と「ドレミファ採集」を発表。「クラフトがっき」は、自分の好きな絵を描いた特殊な紙に専用デバイスを装着。専用アプリと接続することで、描いた絵は本当に音が出る楽器となる。最大4人まで同時にセッションすることができる。

 「ドレミファ採集」は、いろいろな場所に散らばったオトムシを、特殊な虫とりアミを使って集める。捕まえたオトムシはタブレットのカゴに入り、テンポよく振ると何かの曲が聞こえてくるという。この2種はSTARRYWORKSとココノヱと共同開発された。

 この2種のプロトタイプは、10月7日から10日まで開催している「CEATEC JAPAN」(幕張メッセ)にて先行体験が実施される。また、「KIDSTONE」オフィシャルサイトにて、「クラフトがっき」のプロモーション映像を公開している。「ドレミファ採集」のプロモーション映像は、11月上旬に公開予定。

《黄金崎綾乃》

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