品女も参加、内閣府「RESAS」活用の地域経済出前講座…開催校募集
内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)および内閣府地方創生推進室は、地域経済分析システム「RESAS(リーサス)」を学生にも活用してもらうため、高校や大学等で「出前講座」を開催。10月には都内の高校を皮切りに、要望に応じて全国へ出向く。
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RESASは、地域経済に関する官民のビッグデータ(産業、人口、観光、農業等)を「見える化(可視化)」し、地方自治体が「地方版総合戦略」を策定するにあたり、国が情報面やデータ面から支援するために2015年4月から提供するシステム。一部のデータを除き、Web上で一般公開している。
同事務局などは、RESASを活用して、地域の未来を担う学生に故郷の現状や未来がどうなろうとしているか理解してもらうことを目的に「出前講座」を開催。操作方法はもちろん、自身の住む地域について楽しみながら考えるワークショップを行っていく。
RESAS普及に関しては同事務局が、高校生や大学生、一般を対象にした「地方創生☆政策アイディアコンテスト2015」で政策アイディアを11月15日まで募集している。RESASを利用して地域の現状や課題を分析し、解決策になるアイディアを提案するもの。しかし、まだまだ学生にはRESASについて周知されていないことから、政府担当者が高校や大学へ訪問して「出前講座」の形で普及させてく考え。
「出前講座」は10月6日に品川女子学院、14日は茨城大学、16日は昭和女子大学で実施。また、講座には「若者と政治に新しい出会いを届ける」をコンセプトにするNPO 法人「僕らの一歩が日本を変える。」が協力していく。
まち・ひと・しごと創生本部事務局や内閣府地方創生推進室は、RESASを学生にも積極的に活用してもらうために、全国の高校や大学の要望があれば可能な限り、順次、出前講座を開催していくという。
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