日本最下位、世界IT知識テスト…10%が手動で不審添付を開封
ITセキュリティーソリューションを提供するKaspersky Lab(カスペルスキーラボ)は、世界16か国のネットユーザーを対象に、安全にインターネットを活用する上で必要な知識レベルを測定する「IT知識テスト」を実施。日本は16か国中もっとも知識レベルが低い結果となった。
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インターネットが世界中に普及し生活の中でなくてはならないものになった一方、サイバー攻撃やネット犯罪などの脅威も身近に潜んでおり、インターネットライフにおいて正しい知識に基づいた判断が求められている。カスペルスキーラボは、毎年、世界各国のインターネットユーザーを対象に、安全にインターネットを活用する上で必要な知識レベルの測定と理解を促すためのIT知識テストを実施しており、2015年は世界16か国の18歳以上のユーザー18,000人から回答を得たという。
テストでは、WebサイトやSNSの閲覧、ファイルのダウンロード時など、インターネット上で日常的に発生する、危険に繋がる可能性のある状況について、29の設問と複数の回答選択肢を設定。選択した内容が安全であるほど高いスコア、危険であるほど低いスコアとし、最高スコアは150点、スコアによって4段階のリスクレベル判定を行った。
テストの結果、全世界の平均点は95点で、ユーザーは直面し得るサイバー脅威の約半分しか識別できないことが明らかになった。国別の最高得点はドイツの100点。日本は92点で、マレーシアと並び16か国中もっとも低く、平均を下回る結果となった。
設問ごとの回答を見ると、よく知らないWebサイトに個人情報や金融関連のデータを入力してしまうユーザーが31%、自分はサイバー被害に遭わないと考えているユーザーが46%という結果に。フィッシングの偽ページでなく、正規のページを選択できたユーザーはわずか24%で、認証情報を窃取するフィッシングサイトだけを選択したユーザーが過半数を超える58%にのぼった。
さらに10人に1人が、不審なメールの添付ファイルを確認せずに開いており、悪意あるプログラムを自らの手で起動するのに等しい行為を行っていたことが明らかになったという。カスペルスキーラボでは、「私生活、知的財産、金銭などあらゆるものがデジタル化されているが、インターネット上では自己防衛本能が鈍る傾向にある。オンラインでの過ちは現実世界と同じくらい大きなものになり得るため、IT知識レベルを高めてほしい」とコメントしている。
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