自宅から大英博物館へ直行!? Googleバーチャルツアーで4,500点を鑑賞

 Googleが世界の美術館や博物館と協力し、文化遺産や展示品をWeb上で公開している「Google Cultural Institute(Google カルチュラルインスティテュート)」に英国の大英博物館が加わった。人混みを避け、収蔵品4,500点以上をのんびり眺めてみてはいかが。

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Google Cultural Institute「British Museum」実際の操作のようす
Google Cultural Institute「British Museum」実際の操作のようす 全 3 枚 拡大写真
 Googleが世界の美術館や博物館と協力し、文化遺産や展示品をWeb上で公開している「Google Cultural Institute(Google カルチュラルインスティテュート)」に英国の大英博物館が加わった。人混みを避け、収蔵品4,500点以上をのんびり眺めてみてはいかが。

 Google Cultural Instituteは、GoogleがWeb上で公開しているバーチャルツアーサービス。世界中の美術館や博物館のアーカイブや展示、コレクションなどを検索できるため、まだ知名度の低いものから傑作まで、さまざまな文化財を人混みを気にせずじっくりと眺められることが特徴。

 11月には新たに、Google Cultural Institute「コレクション」内に大英博物館(British Museum、イギリス・ロンドン)が追加された。大英博物館は毎年600万人以上の来場者数を誇る有名博物館。入場料は無料で、ロゼッタ・ストーンやパルテノン神殿の彫刻、エジプトのミイラなど膨大な数の収蔵物を展示している。

 大英博物館は、収蔵物の中から4,773個をGoogle Cultural Institute上に公開。構内図を表示すればフロアごとに展示エリアを選択でき、まるでその場にいるかのように自由に館内を見学してまわれる。博物館近辺のストリートビューも公開されており、さながら英国の地で小旅行を楽しんでいるような感覚だ。早速Google Cultural Instituteで大英博物館を“訪れた”ネットユーザーは、「何時間でも眺めていられる」「ミイラはどこ?」「人混みで見られなかった展示物があって嬉しい」などと感激しているようす。

 Google Cultural Instituteではこれまで、世界中のアートやコレクションを検索できる「Art Project」、人類史における歴史的瞬間を収めたオンライン展示「歴史アーカイブ」、Googleの技術で古代の世界遺産をオンラインで再現した「World Wonders」を用意している。

《佐藤亜希》

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