【センター試験2016】河合塾、高2生に向けて解説動画を掲載

 河合塾は1月21日、2016年大学入試センター試験速報にて解説動画を掲載した。高校2年生を対象としたオンデマンド配信で、英語(筆記・リスニング)、数学IA、数学IIB、国語について、河合塾講師が問題別に解説。勉強のポイントについてもアドバイスしている。

教育・受験 高校生
河合塾「大学入試解答速報」
河合塾「大学入試解答速報」 全 3 枚 拡大写真
 河合塾は1月21日、「2016年大学入試センター試験速報」で解説動画を掲載した。高校2年生を対象としたオンデマンド配信で、英語(筆記・リスニング)、数学IA、数学IIB、国語について、河合塾講師が問題別に解説。勉強のポイントについてもアドバイスしている。

 英語について、平均点は昨年と同程度と予想。2016年度のアクセントの問題では、発音のルールを知っていれば解きやすい問題が多かったという。発音が苦手な受験生も多いが、単語は意味と合わせて音声を知ることが大事だとしている。正しい発音で聞くことや、自分自身でも発音してみるという経験が大切だと河合塾はアドバイスしている。また、9年ぶりに復活した物語文にも触れており、過去問からこの形式しか出題されないと決め付けず、幅広い形式、ジャンルにチャレンジしてほしいとコメントしている。

 数学IAの整数では、2年連続で一次不定方程式が出題されたことに触れ、昨年と比べると誘導がなかったため、練習をしていないと解けない人が多かった問題だったという。2年連続で出題されているので、今からしっかり対策を立てるようアドバイスした。数学IIBについては、出てくる公式は基本的なものだったが、60分という試験時間では高校2年生にとって難しかったのでは、と分析している。

 国語では、高校2年生に向けて、ちょうど1年勉強する時間がある、早めに勉強をスタートさせようとコメント。現代文では解答を見るだけではなく、どうして正解なのかというプロセスが重要だとアドバイスしている。また、授業を受けるときには、できるだけメモをとるとよいという。現代文でも復習が大切であり、自分が後で見返すためのメモとして活用することを勧めている。

 このほか、2016年度大学入試センター速報では、総合コメントや予想平均点、河合塾の模試・教材とセンター試験問題が合致した問題を紹介した「スバリ的中問題」も掲載している。

《黄金崎綾乃》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集