【センター試験2016】大学別出願予定者数、東大影響で一橋併願最多
河合塾は1月20日、センター・リサーチ分析結果に基づいた難関10大学の志望動向データを公表した。前期の出願予定者数は、東京大学で前年比95%、京都大学で前年比99%と、いずれもほぼ前年並みとなっている。
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
志望動向データは、センター・リサーチ分析結果から、大学・学部・学科ごとの出願予定者数やボーダー得点(率)、2次偏差値、第1段階選抜の有無などをまとめている。
これによると、東京大学の前期の出願予定者数は、ほぼ前年並みとなる前年比95%。文理別では、文科類が前年比98%に対し、理科類は出願予定者が減少し、前年比93%となった。理科一類において、2015年度入試で志願者が増加した反動から出願予定者が前年比90%と減少。文科三類では、逆に2015年度入試で志願者が減少した反動から出願予定者が前年比106%と増加した。東大で廃止となった後期日程の併願状況では、一橋大学、横浜国立大学、東北大学、大阪大学、北海道大学の順に出願予定者が多かった。前年との比較では、北海道大学、東京工業大学、東京農工大学の増加が目立っている。
京都大学の前期の出願予定者は前年比99%の7,307人。前年以上の出願予定者を集めているのは、文学部、教育学部、経済学部、工学部、総合人間学部。2年連続で出願予定者が増加した文学部では、得点率85%以上の出願予定者が前年比1.3倍となっており、文系学部の中でもハイレベルな入試になりそうだという。
このほか、難関大学の志望動向では、北海道大学、東北大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、九州大学のデータを掲載している。また、河合塾の「2016年度大学入試センター試験特集」では、国公立大学別学力分布なども公表している。
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