英検、全会場で二次試験の音声録音を導入
日本英語検定協会は2月15日、2016年度第1回検定より、全会場にて二次試験の音声録音を導入すると発表した。導入にあたり、2月21日に実施する2015年度第3回検定の二次試験において一部の会場で音声録音を試験的に実施するという。
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英検協会では、近年大学や高校入試において実用英語技能検定をはじめとする外部検定・資格試験の導入が急ピッチで推進・検討されていることを受け、そうした状況に適正かつ迅速に対応するべくさまざまな準備を進めてきたという。
今回、英語で面接を行う二次試験において音声録音を導入することにより、録音データを活用して面接の透明性を高め、さらなる厳正・公平な試験実施を追求していくことを目的としているという。該当となるのは3級~1級の二次試験で、2016年度検定からは全会場で導入する予定。
対象となる受験者には、受験票にて通知しているとのこと。音声録音の導入による面接および採点方法の変更は一切なく、受験者には今まで通り受験してほしいとしている。なお、録音データの公開は一切行われない。
2016年度第1回検定の受付期間は3月18日~5月20日(書店締切は5月18日)。一次試験は6月10日~12日に、二次試験は7月10日に実施される予定。
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