三鷹の森ジブリ美術館、夏休み期チケットを先行抽選販売・記名式へ
スタジオジブリ作品の世界観を堪能できる展示やオリジナルアニメの上映などで、多くの人々を魅了する「三鷹の森ジブリ美術館」が、昨年の夏に引き続き夏休みシーズンのチケットに関して、一般販売に加え“先行抽選販売”を実施。
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日本のみならず世界中から来場者が訪れ、いまや日本を代表する美術館のひとつとなった同美術館。現在は、長編アニメーションからの引退を表明している宮崎駿監督が自ら企画・構成を行った企画展示「幽霊塔へようこそ展 -通俗文化の王道-」を開催中で、連日大きな賑わいを見せている。
入場チケットはすべて日時指定の事前予約制となっており、従来の一般販売は、毎月10日に翌月分のチケットをローソンにて日にち&入場時間別に選択して購入するというもの。2001年の開館以来、安全で快適な空間を来場者に提供するためにこの方式がとられてきたが、特に夏休みシーズンなどはチケット購入が集中するため、希望のチケットが購入しづらい現象や、チケットの買い占め、オークションサイトなどでの転売といった事例も発生していた。
そこで、昨年の夏に初めてチケットの“先行抽選販売”を実施。一定の効果が得られたため、今年も7月、8月入場分のチケットに関しては、一般販売に加え、“先行抽選販売”を行うことが発表された。7月分入場チケットは5月25日(水)から31日(火)まで、8月分入場チケットは6月25日(土)~30日(木)までの期間で申し込みを受け付ける。
さらに、7月入場分より、購入者と来場者が同一であることを確認するため、すべてのチケットに購入者の名前が記載される「記名式チケット」の導入が決定。今後は入場時に身分証による本人確認を行う場合があり、転売チケットであることが判明した際には入場を断られるという。
なお、訪日観光客に向けては、これまでのJTB系列による世界16か国での販売に加えて、新たに、ローソンチケットが運営するオンライン予約専用サイトが立ち上がる予定だ。
三鷹の森ジブリ美術館、今夏休みも“チケット先行抽選販売”実施!記名式へ変更も
《text:cinemacafe.net》
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