高校生2割は1日5時間ネット利用、青少年平均は2時間…内閣府調査
内閣府は2月26日、平成27年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」結果の速報を掲載した。満10歳から満17歳までの青少年の約8割は何かしらの機器でインターネットを利用しており、1日あたりのインターネット利用時間は2時間を超えている。
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平成27年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」は、平成21年4月1日施行の「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(通称、青少年インターネット環境整備法)」のフォローアップに活用する基礎データを得ることを目的として実施された内閣府調査。平成21年度から平成26年度に続き、平成27年度も調査を実施した。調査対象は満10歳から満17歳までの青少年5,000人と、その同居保護者5,000人。インターネット利用状況などについて、調査員による個別面接聴取法やWeb調査法、郵送回収法で質問した。
青少年のインターネット利用状況は79.7%で、インターネットを利用している機器はスマートフォンがもっとも多く46.2%。ついで携帯ゲーム機22.6%、ノートパソコン20.3%、タブレット17.5%が上位回答を占めた。インターネットの利用率は平成26年度調査に比べ3.7ポイント上昇したものの、大きな変化は見られない。高校生のインターネットの利用内容はコミュニケーション89.9%が最多で、中学生はゲーム71.1%、動画視聴70.5%などにインターネットを利用していることがわかった。
また、青少年のインターネットの利用時間は平日1日あたり約142分(2時間22分)だった。学校種が上がるとともに利用時間は長時間傾向にあり、高校生の66.8%はスマートフォンで2時間以上インターネットを利用していることがわかった。高校生の19.8%は5時間以上、インターネットを利用していると回答した。
なお、インターネットの利用に関する家庭のルールについては、青少年の実態と保護者の認識とのギャップが平成26年度調査より拡大しており、「ルールを決めている」の回答には青少年と保護者で20ポイントの差があった。学校種が上がるほど、青少年と保護者の認識ギャップは大きい。
平成27年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」調査結果速報は一時閲覧ができない状態だったが、2月28日夜から再び調査結果を確認できる状態になっている。詳細は内閣府Webサイト「内閣府の政策」で閲覧可能。
《佐藤亜希》
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