小中学生男子の就きたい仕事ランキング、垣間見える五輪の影響
小中学生の男の子が将来就きたい仕事の1位は2年連続で「サッカー選手」であることが、夢★らくざプロジェクトの調査により明らかになった。また、女の子は「デザイナー」、保護者は「子どもがなりたい・好きなもの」に就いてほしいという回答がもっとも多かった。
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「子どもの将来のお仕事に関する意識調査」は、子ども向けの職業体験プログラムの企画・制作などを手がける夢★らくざプロジェクトが、小学生~中学生の子どもと保護者を対象に4月1日から24日に実施したもの。子ども295人(男の子87人、女の子208人)、保護者215人より回答を得た。
男の子の回答でもっとも多かった「サッカー選手」は、2割近い子どもが回答し、2年連続で1位となった。また、そのほかのスポーツ選手になりたいという回答も寄せられ、今夏に開催されるリオ五輪や、2020年の東京五輪に向けてスポーツ選手への注目が高まっているという。2位には「研究者」、3位「医者」、4位「警察官」「ゲームクリエイター」と続いた。
女の子の1位は「デザイナー」で、昨年の4位からランクアップした。特に「ファッションデザイナー」の人気が高く、キャラクターの衣装を自分で組み合わせて遊ぶゲームなどの影響があるのではないかと分析している。2位は「医者」、3位「アイドル・歌手」、4位「学校の先生」「ケーキ屋・パティシエ」という結果だった。
一方で、保護者が子どもに就いてほしいと思う仕事の1位は「子どもがなりたいもの・好きなもの」だったが、2位には「薬剤師」、3位「医者」、4位「公務員」、5位「看護師」と、昨年から順位に変動はなかった。安定した仕事を望む親の気持ちは変わらず、国家資格が必要な仕事が並んでいる。
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