絵本読み放題が100作品突破…絵本ナビ金柿社長が勧める新たな体験

 絵本の情報・通販サイト「絵本ナビ」が提供するスマホ・タブレット向け市販絵本読み放題・絵本動画見放題サービス「絵本ナビプレミアムサービス」およびNTTドコモ「絵本ナビプレミアム for スゴ得」の、絵本読み放題が100作品を突破した。

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絵本ナビ代表取締役社長の金柿氏
絵本ナビ代表取締役社長の金柿氏 全 6 枚 拡大写真
 絵本の情報・通販サイト「絵本ナビ」が提供するスマホ・タブレット向け市販絵本読み放題・絵本動画見放題サービス「絵本ナビプレミアムサービス」およびNTTドコモ「絵本ナビプレミアム for スゴ得」の、絵本読み放題が100作品を突破した。

 0歳から大人までを対象に提供される名作絵本に、作・谷川俊太郎/絵・元永定正の人気絵本「もこもこもこ」が期間限定公開されるなど、ますます充実する同サービスについて、金柿秀幸社長に話を聞いた。

--2月のサービス開始から4か月がたちましたが、反響はいかがですか。

 当初の想定を超えて好調に推移しています。「ちびくろ・さんぼ」や「キャベツくん」などのロングセラー作品はもちろん、「す~べりだい」など新しめの絵本もよく読まれています。

--今回追加された「もこもこもこ」はどんな作品ですか。

 「もこもこもこ」は、大人にはよく理解できないけれど、子どもの心を一瞬で掴んで離さない傑作絵本です。1977年刊行で誕生してもうすぐ40年、発行部数100万部を超えるベストセラーです。

 ご自分が子どもの頃に読んだ、お子さんと一緒に読んだなど、懐かしく感じられる方が多いでしょうから、改めて読むことでそのときの思いが蘇ってくることでしょう。一方で、この絵本の斬新な言葉と絵は今でもとてもユニークで、初めて触れる方は、その「新しさ」に驚かれることでしょう。

 読み放題サービスはこのように「絵本と読者の新しい出会いの場」として、面白い絵本を読むきっかけになると考えています。

--絵本はデジタルでなく紙の本で読みたい、読ませたいという方もいると思いますが。

 絵本は紙で読むのが最高だと、私も考えています。作品に最適な大きさと形、紙の質感、そして「動かない」こと。お気に入りの絵本を本棚から取り出し、本の手触りを味わいながら、子どもと、または自分でページをひらく時間は、まさに幸せな時間といえるでしょう。

 絵本ナビのプレミアムサービスは、この幸せな時間をさらに楽しむために素敵な絵本作品に出会う「きっかけ」としてぴったりだと思います。特におでかけのときには、たくさんの絵本がすぐに読めること、新しい絵本が次々に増えていくことは、新しい体験になるでしょう。そしてぜひ、お気に入りになった作品は、おうちの本棚に加えて欲しいと思います。

--今後も作品は増えていくのでしょうか。

 今後も着々と読み放題作品を増やしていきますが、話題作の期間限定公開企画も続々と用意しています。7月には、「2015年に大ヒットした涙の絵本」や「一度見たら忘れられないあのキモカワ絵本」など、大人の方も楽しめる作品の公開が控えています。どうぞお楽しみに。

--ありがとうございました。

 「大ヒットした涙の絵本」「キモカワ絵本」など、作品が思い浮かんだ読者も多いのではないだろうか。絵本読み放題サービスは、大人にとっては懐かしい絵本との再開、親子にとっては幸せな時間のための絵本との出会いのきっかけや、持ち運べる本棚としてなど、さまざまな楽しみ方ができそうだ。絵本ナビプレミアムでは、絵本読み放題のほかに、50作品を超える絵本動画も用意されている。

《編集部》

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