慶應大、ワシントン大奨学金プログラムのパートナーシップ協定
慶應義塾大学は7月11日、ワシントン大学セントルイス(WUSTL)と奨学金プログラムのパートナーシップ協定を締結したと発表した。日本でのパートナーシップ校は、東京大学に続き、2校目となる。
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WUSTLのマーク・S・ライトン学長らは、6月23日に慶應義塾大学三田キャンパスを訪問。WUSTL独自の奨学金プログラム「McDonnell International Scholars Academy(マクドネル・インターナショナル・スカラーズ・アカデミー)」のパートナーシップに関する協定を締結した。
「McDonnell International Scholars Academy」は、世界各国から優秀な奨学生を集めてグローバル・リーダーを育てるプログラムのもとに設置されたWUSTL学長直轄の機関。現在、20数か国において、30以上の学校とパートナーシップ協定を結んでいる。日本のパートナーシップ校は、慶應義塾大学と東京大学。
今後は、慶應義塾大学から選ばれた学生が「McDonnell International Scholars Academy」のプログラムに参加することになる。採用された奨学生には、大学院などで研究を進めるため、授業料や渡航費などが支給される。慶應義塾大学では、「プログラムを通じてグローバルに活躍する人材となることが大いに期待される」としている。
WUSTLは、1853年創立の私立大学で、全米トップレベルの教育機関の1つ。7つの大学院と学部で構成され、慶應義塾大学とは2015年10月に全学レベルの包括協定を締結。2015年11月には、医学部において共同研究協力を推進するための学術連携協定も締結している。
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