トビタテ!留学JAPAN第5期、九州地方あわせ最終合格者513人に
文部科学省は7月29日、平成28年度官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」第5期派遣留学生について、熊本地震により選考を延長していた九州地方の選考を終えたとして、最終の選考結果を発表した。前回より18人増の513人が選ばれた。
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「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」は、政府だけでなく企業・団体からの支援のもと、官民協働で「グローバル人材育成コミュニティ」を形成し、日本の若者が自ら海外へ一歩踏み出す気運を醸成するとともに将来世界で活躍できるグローバル人材を育成することを目的に2014年よりスタートしたプログラム。2020年までに約1万人の高校生と大学生を派遣留学生として送り出す計画を立てている。
第5期派遣留学生の選考については、熊本地震の発生による影響を考慮し、「地域人材コース」のうち佐賀県・宮崎県・熊本県の地域事業の応募・選考を延長していた。このたび当該地域の選考を終えたとして、6月に発表済みの選考結果と合わせた最終選考結果を発表した。
佐賀県の「世界とともに発展するSAGANグローバル人材育成事業」には7人が応募し、4人が合格。宮崎県の「みやざきグローカル人材育成事業」には13人が応募、7人が合格。熊本県の「『熊本と世界をつなぐ』グローバル人材育成事業」には13人が応募、7人が合格した。
結果、「地域人材コース」の合格学生数は、6月発表時の73人から91人へと18人増加、全コースの合格学生数は133校495人から136校513人となった。
なお、7月28日時点で「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」を支援する企業・団体は191社・団体にのぼり、支援額は112.7億円となっている。企業・団体からの支援は引き続き募集していくという。
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