和食の知識・技をチームで競う、農水省「第1回子ども和食王選手権」

 農林水産省は、全国の小学生を対象に「第1回 全国子ども和食王選手権」への参加を募集している。小学校1年生から3年生は和食や郷土料理に関する絵を、4年生から6年生はさらに絵のコメントもつけて応募する。

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「第1回 全国子ども和食王選手権」参加メンバー大募集
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 農林水産省は、全国の小学生を対象に「第1回 全国子ども和食王選手権」への参加を募集している。小学校1年生から3年生は和食や郷土料理に関する絵を、4年生から6年生はさらに絵のコメントもつけて応募する。

 「全国子ども和食王選手権」は、平成25年から平成27年に開催された「日本全国こども郷土料理サミット」の後継イベント。ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統的な食文化である「和食」や、ふるさとの「郷土料理」に対して、子どもたちの強い関心と理解を育むことを目的に開催する。全国大会の審査員は、料理家の村田吉弘氏やタレントの平野レミ、栄養士の松丸奨が務める。

 小学校1年生~3年生からは、家庭や地域の行事、祭りで和食や郷土料理を囲むようすや食べるようす、または料理そのものをテーマとした絵を募集する。全国8ブロックごとに金賞・銀賞・銅賞を選出し、東京で行われる全国大会にて各ブロックの金賞受賞者の表彰式を開催する。

 和食王部門では、小学校4年生~6年生3名でのチームを募集する。和食や郷土料理をテーマとした絵と、その料理名、その料理のおすすめコメントを3名共同で作成して応募。1次審査にて全国8ブロックの地方予選出場チーム各5チームが選出され、地方予選の各ブロック優勝チームが全国大会に出場する。

 地方予選および全国大会では、和食文化の知識を問うクイズのほか、箸の豆はこびなどの実技や、だし当てクイズなど五感を使って回答する問題も出題され、和食に関するさまざまな知識や技、表現力を必要とする大会となる。

 全国大会は11月20日、東京都江東区の日本科学未来会で開催。お絵かき部門は10月11日、和食王部門は9月30日まで、当日消印有効で募集している。

◆第1回 全国子ども和食王選手権 ―WashoKING 2016―
【お絵かき部門】
対象:小学校1年生~3年生
応募方法:4つ切り(380ミリ×540ミリ)以内、パステル、絵の具など画材は自由
※1点ごとに記入事項と学校名、学年および担当教員の氏名を記入した用紙を添付して事務局へ発送する
応募期間:8月1日(月)~10月11日(火)※当日消印有効

【和食王部門】
対象:小学校4年生~6年生
応募期間:8月1日(月)~9月30日(金)※当日消印有効
応募方法:和食や郷土料理をテーマにした絵(4つ切り380ミリ×540ミリ以内)と、その料理名、その料理のおすすめコメント100文字以上
※1点ごとに学校名、学年および担当教員の氏名などを記入した用紙を添付して事務局へ発送する

《勝田綾》

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