シンプル・軽量化、子ども用プログラミングPC「IchigoJam」新モデル
プログラミングクラブネットワークは、子どもプログラミングパソコンの新デザイン「IchigoJam T」を発売する。あわせて、誰でも自由にIchigoJamの基板を発注できるよう、IchigoJam Tの「ガーバーデータ」を公開する。
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IchigoJam(イチゴジャム)は、初心者向けプログラミング言語のBASIC を、現代風に復活させた子ども用のプログラミング専用パソコン。 テレビとキーボードを接続するだけのシンプルな構造で、インターネットへの接続などはできないため、プログラミングだけに集中できる設計になっている。IchigoJamの製造・販売や、子ども向けプログラミングの普及活動を行うプログラミングクラブネットワークは8月、現在のIchigoJam Uにつぐ新デザイン、「IchigoJam T」を発売した。
新デザイン「IchigoJam T」は、IchigoJam Uの部品がシンプルになり、軽量化されたもの。そのほか、キーボードの接続方式が子どもでも差しやすいUSBに変更されたほか、コンデンサの大きさや高さが揃い、はんだ付けが容易になるなど、使いやすく改良されている。IchigoJam Uと同じく、基板サイズ・ソケット幅はユニバーサル基板に対応しているため、互換利用もできる。
また、jig.jpとaitendoは、設計者と製造者の間でやりとりされる基板を製造するためのデータ「ガーバーデータ」を公開。基板のパターンなどが描かれたガーバーデータを利用することで、インターネットを通じて誰でも自由にIchigoJamの基板を発注できる。
価格は組立て済み完成品が2,160円、ICがはんだ済みのハーフキットが1,890円(いずれも税込)。プログラミングクラブネットワークのWebサイトで購入できる。
《塩田純子》
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