東北大学法科大学院、奨学金給付額を拡充…上位合格者30名に108万円
東北大学法科大学院は9月12日、平成29年度入学者に対する奨学金給付額の拡充を発表。1名あたりの給付額は入学料および初年度授業料に相当する108.6万円となり、入試合格者上位30名程度が対象。この拡充により、東北地方における法曹志望者の拡大を目指す。
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東北大学法科大学院は7月にも入学者に対する奨学生制度の給付拡充を発表しており、入試における成績優秀者6名程度に50万円、入試合格者上位30名程度に28.2万円を給付するものだった。9月12日には、奨学金給付額のさらなる拡充を発表。給付対象者は入試合格者上位30名程度になり、入学料相当額28.2万円に初年度授業料相当額80.4万円を加えた108.6万円を給付する。
対象となる30名程度の内訳は、一般選抜第2次選考における総得点の高得点者27名程度と、特別選抜第2次選考における総得点の高得点者3名程度。給付対象者については合格通知の際に知らされ、給付は入学後に行う。
また、在学者に対する奨学金は従前の通りで、第1年次生は当該年度の第1年次科目単位加重総得点の高得点者、第2年次生は当該年度の基幹科目単位加重総得点の高得点者を対象に、30万円が給付される。
東北大学法科大学院は、平成28年司法試験において23名の合格者を輩出している。奨学金制度を拡充することで、東北地方唯一の法科大学院として、東北地方における法曹志望者の拡大を目指す。
《黄金崎綾乃》
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